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霧島の日記(完結)

書く理由がなくなったので完結しました

2017.2.20

月曜日。

 

昨日の疲れを引きずっていた。その上、気温がちょっと上がったりすると、それも疲れの原因になる。変な雨が降っていたし。

 

退屈なだけの書類仕事をしていた。一度きりの人生の貴重な時間の多くを労働に捧げ、しかもその労働が何の面白みもないものであるという圧倒的事実を見つめるにつけ、正気を保っていられる方がおかしいのだと思う。しかし、とはいえ、世に生きる人の多くは、金銭以外にほとんど何の価値も無いような労働に追われているだろう。労働は悪なのだ。

こんなことを言うと、「個人の労働の積み重ねが社会を動かしているのだ」とか、「労働は尊い」と言う人もいるだろうけど、仮にそうだとしても、社会貢献の一環であるという感覚が、労働者個人の苦痛に対して何の慰みになるだろう。社会貢献は、副産物だ。誰も世の中のことばかり考えて生きているわけではない。

 

労働しかなかった一日に、誰が救いを与えてくれるだろう。

 

僕はマーフィーの法則の愛読者なので、偏狭な楽観主義には懐疑的である。この残酷なる現実に対し、「目を背ける」という極限的に消極的なアゲインストしかできない楽観主義者は、幸福かもしれないが愚鈍であると思う。