霧島の日記(完結)

書く理由がなくなったので完結しました

2017.4.1

土曜日。雨。

 

昨日は3時過ぎくらいに寝た。だから、目が覚めるのは12時くらいだと思っていたけど、実際には9時ごろには目覚めていた。疲れていても朝に目が覚めるのは社会人としての身体が出来ているからだろう。悲しみ。

 

敬愛する先輩からライブに誘ってもらった。何ならバンドに参加することも打診されているが、それについては慎重に検討している。また前のバンドの時のように、不本意なことになるのが怖いからだ。だけど、彼の演奏を聴くのはとても好きだ。プレイヤーとしても人間としても尊敬している。

 

午後にはレンタル屋にDVDを借りに行ったり、クリーニングや買い物など、雑用を済ませた。職場替えの荷物整理も。

それから、購読中の漫画の新刊を読み、溜まっている書籍を読み、楽器を練習し、映画を観た。要するに、予定がないから、好きなことをして過ごした。

観た映画ははじまりのうた。すでに観たことがあったけど、また観たくなった。改めて、音楽の素晴らしさ、多幸感が訴えられていて、愛に満ちた映画だと感じた。わざわざ引き合いに出すのも野暮だが、デイミアン・チャゼル監督には音楽や愛について学び直してもらいたい。なぜ音楽という同じ題材を用いても、これほどに結果に差がついてしまうのか。愛の不在ゆえだろう。

 

彼女と交際が始まったことは喜ぶべきことだけど、これまでの紆余曲折を踏まえると、この状況にすぐに適応できず、少々困惑してもいる。いずれ慣れるだろうけど、まだ頭が混乱している。もうしばらく時間が必要になりそうだ。