霧島の日記(完結)

書く理由がなくなったので完結しました

2017.4.7

金曜日。

 

労働。邪魔がたくさん入ってくるので、目の前の仕事が片付かないやつ。そして、ほとんど何も(技術も知識も)仕込まれないので、状況に対処することに限界を感じる。恐るべき雑さ。こんな状況ははっきりいって最悪に不満だが、一週間勤めてよく逃亡しなかったものだと自分に感心する。

 

夜は中華。坦々麺、炒飯、唐揚げ。美味かった。ちょうど食欲とぴったりはまって、満足した。

そして、映画。公開初日の『夜は短し歩けよ乙女』。森見作品は友人に教えてもらった『四畳半神話大系』が初めてだったが、当作品はアニメも原作もツボにはまり、とても気に入っていた。文学青年然とした持って回った、しかし軽妙で調子のよい言葉遣い。手書きのようなゆらゆらした線、挑戦的な構図、遠近法、色彩感。荒唐無稽で支離滅裂な、しかし何とも楽しげな世界観、雰囲気。夜は短しも期待通りの内容で、大変満足した。公開初日の夜の上映で、金曜とはいえ平日にもかかわらず、なかなかの客入りだった。原作自体、もうかなり前の作品だし、四畳半のアニメも結構時間が経っている。このタイミングでの公開で、どういう期待感があったのか不思議ではあるが、根強い人気があったということだろうか。

 

日中は便のような時間だったが、夜で挽回した。ナイス自分。