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霧島の日記(完結)

書く理由がなくなったので完結しました

2017.4.8

土曜日。曇り、雨。

 

職場が新しくなってから初めての週末。死ぬほど恋しかった。しかし、短き命。

二度寝三度寝をして、起きたのは昼前。変な夢をたくさん見たような気がするけど、全部忘れた。とにかく、新しい環境に困惑して頭がぐちゃぐちゃになっているから、頭脳の休息が必要なのだ。

 

起き抜けに楽器練習。休日の贅沢。技術向上の手ごたえあり。

 

昼はペペロンチーノとスープ、オムレツを自作。やや質が下がった。あれこれ並列して作業を進めると、どこかで忘れ物をして質が悪くなる。しかし、待ち時間を最小化するよう作業を効率化したいし、料理スキルはマルチタスク処理能力の向上も必要とされる。やりがいは感じる。

 

買い物。仕事に必要なもの(なぜ職場で支給されないのか。死すべし)、日用品など。部屋の片づけをしていたらシュレッダーが火花を放って壊れたので(断線ショートと思しき)、それも買い替え。業務用シュレッダーに慣れているので、家庭用のしょぼさに涙が出る。プリンターもそうだ。しかし、新職場のシュレッダーはしょぼいやつなので、職場でも涙が出る。シュレッダーなんてちまいことをしてないで、いっそ火を放ってしまいたい。

 

夜は映画。レイトで『ゴースト・イン・ザ・シェル』。ネットでは公開前から酷評のようなものを見かけていたけど、気になっていたので。個人的にはさほど酷いと感じるどころか、むしろ満足した。原作ものやシリーズものにありがちな、予習なしだとついていけない感じはあまりなかったと思う。設定に関する説明が施されていて、これ一本でしっかり楽しめる内容だった。SF的ギミックや世界観の作り込みも魅力的だけど、主題は人間の魂、霊性についてであり、普遍的な物語である。自分は何者なのか、自分の存在価値とは、といった問いに対する回答の一つとして提示される物語。たとえ己を凡庸で没個性的存在だと思っていても、そこには他人と区別されるべき己自身の霊性があり、そう語りかけられたことは僕にとっては救いになった。