霧島の日記(完結)

書く理由がなくなったので完結しました

2017.2.21

火曜日。今日は休み。

 

最近ゆっくり寝る機会がなかったので、昼過ぎまで思いきり寝てやった。だけど、遅く起きるのも、気持ちの上ではあまり晴れやかではない。

 

一日中強風が吹きすさんでいた。北風が持ち込んでくる冷気が堪える。散歩がてらお金をおろしに行ったが、風がしんどすぎて散歩どころではなかった。それに、平日の昼間に歩いていると、仕事のないおじいさんやおばさんなんかがうろうろしていて、彼らが悪いわけではないけど、なんだか気が滅入るのだ。ゴルフの打ちっ放しをしている人たちもそう。

仕事なんてしないで済むならその方がいいけど、仕事をしないで得られる時間を有意義に使える頭脳や胆力がないと、働くのと同じくらい屈辱的なことになると思う。

 

楽器を練習。習慣的行いは、取り立てて書くべきことでもない。

 

タロットの入門書を読み切った。通読して終わりというものではないけど、78枚のカードについて、概要的なことを読むだけでも結構な労力を要する。占いを盲信するわけではないけど、タロットリーディングを通じて自己の内面と向き合うことができるのは、タロットならではの効用だと思う。

 

意中の人の返事を待ち続けて、もう二週間以上経つ。相手には相手の事情があるのは分かっている。だけど、僕の想いも止まらない。このところ、何をしていてもしんどいし、手につかない。気がそぞろで、何も慰みにならない。このまま待っていても何も起きないなら、改めてこちらから動くべき時が来るだろう。何のやり取りもないまま過ごしても、お互いに考えていることは通じないままだ。

ネットの恋愛相談も、あてになったりならなかったり。結局、個別の状況を丁寧に見ないと対応のしようもないし、ネットをあてにしたがる心性も現代的な病でしかない。