霧島の日記(完結)

書く理由がなくなったので完結しました

2017.3.20

月曜日。祝日。

 

疲れを感じつつ10時半ごろ起床。朝すっきり目覚めるという経験は中学生くらいの時からない。

 

友人と遊びに出かけた。昼はうなぎを食べに行った。別な友人から教わった店で、間違いないクオリティ。美味い物を食べるのは、生きるためではない。良く生きるためだ。

 

夕方は焚き火。今時はどこでも火を焚くと問題になることが多いが、管理された安全な緑地でやったので問題なし。潔癖な社会ではあるが、これは仕方ない。

ホームセンターで買ってきた薪と落ち葉と新聞紙。ただ燃えるのを眺めるだけ。落ち葉を新聞紙で包み、焚き付けに使う。火が薪に移れば安定して燃え続ける。後は火を絶やさぬよう薪をくべ続ける。2時間ほどで終わった。だんだんと日が暮れて辺りが暗くなると、火の存在感が増してくる。火が燃えて、薪が減っていくのを眺めているだけで、言葉では言い難い満足した気持ちになる。これは、焚き火をやってみないと分からない感覚だ。

 

友人がタロットに興味を持ち、スプレッドをやってほしいと言ってきた。こちらは大して精通しているわけではないから、それでもよければということで応じた。内容は仕事と恋愛について。他人についてリーディングを行うのは初めてだ。リーディングはいかに内面と向き合うかが重要なので、リーダーは質問者の内観を補助する。しかし、自分のことを読み解くのとは勝手が違い、内観が上手くいっているのか確認するのが難しい。とりあえず、事態がどのように進展していくのか見守ってみる。やはり、これは占いというよりはカウンセリングに近い。

 

この連休中、予想通りあの人からの連絡はなかった。次に会うのはいつになるのか。今は彼女を待っているが、時が来ればこちらから攻めていき、強引にでも落とさなければならない、という気持ちになってきている。彼女の優柔不断さは意外なほどだが、であれば必要なのは押しだろう。自力が通用するというのは待つだけより遥かにいい。